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友好都市締結25周年を共同で祝い、北京とモスクワはオンラインで都市交通発展経験を分かち合う
Date: 2020-12-31
Source: japanese.beijing.gov.cn
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12月8日午後、北京市交通委員会とモスクワ市対外経済と国際関係部が共同で主催する「北京市—モスクワ市友好都市締結25周年交通分野円卓会議」がオンラインで開催された。中国とロシアからの参加者はそれぞれ北京とモスクワの交通インフラの発展状況をめぐって経験共有と交流を行い、交通事業における両都市の協力を模索した。

同会議では、北京市交通委員会二級巡視員王春強氏は挨拶の中で、「モスクワ市の都市交通インフラと公共交通は世界でトップレベルにある。その中で、軌道交通の輸送密度、信頼度、利便性などの面で得られた成果は衆目の認めるものであり、北京市を含む世界中の大都市が軌道交通を基盤とする公共交通の発展に参考できるモデルを提供した」と指摘した。

モスクワ市対外経済と国際関係部副主任イリア・クルズメイ氏は挨拶の中で、北京とモスクワは互いの参考になる交通分野の経験を多く持っていると示した。例えば、両都市は同じくマイクロモバイルプロジェクトを展開している。北京市はモスクワのカーシャェーリングに興味を示している一方、北京市はバイクシャェーリング、オートバイシャェーリングの分野ではモスクワより進んでいる。これらは両都市が今後交流できる課題であると述べた。

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北京市—モスクワ市友好都市締結25周年交通分野円卓会議 撮影 王勇

両都市が直面している共通の都市問題を解決し、国際的な大型イベント開催による交通需要を満たすため、両都市の交通・企画部門は交通戦略、軌道交通、スマート交通、大型イベントの交通サービスの保障などについて幅広い交流を展開した。北京市交通委員会研究室副主任馮陶によると、北京・天津・河北の交通の一体化と総合的な交通整備は北京が大都市問題に対する主要な戦略であるという。また、開催が迫る北京冬季五輪について、「モスクワ輸送プロジェクト」科学研究所主任アレキサンダー・ボアコフ氏は2018FIFAワールドカップを例に挙げ、ロシアが大型イベントのために交通サービスを提供した経験を共有した。北京市計画院交通所副所長楊志剛氏は都市の軌道交通の発展にフォーカスし、北京市の軌道交通の長期発展計画を紹介した。

新型コロナの影響を受け、今回の円卓会議はビデオ会議の形式で行われた。同会議では、北京市地下鉄運営有限公司とモスクワ地下鉄会社は協力とパートナーシップ契約を締結し、安全運営、運営サービス、設備・施設のメンテナンス・調達、運営管理、付加サービス、省エネ管理、企業管理などの分野で交流を行い、専門的な難題について共同研究を展開した。

北京とモスクワ友好都市締結25周年を祝う記念イベントの一環として、今回のオンライン交流活動は両都市の交通分野における着実な協力を推進し、北京とモスクワの交流との核心的な業務における協力度をさらに高めた。